井の中のカナダ 

英語イマイチでも、アラフィフでも、クセの強いネイティブの友達とつるんでます。

50歳の誕生日、自分をふりかえる

気がつけば半世紀。

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50年も生きてくれば、それなりにいろいろあったんだけど、なにせ記憶が薄れていくばかりでしょうがないから、ダラダラと書き残しておこうと思いついた。

 

九州の田舎で育ち、なまじ小学校時代成績だけは良かったので、勉強するという概念が欠落したまま中学入学、あっという間に絵に描いたような落ちこぼれに。英語ももちろん例外でなく、今まで習ってきたローマ字との違いが理解できず、しょっぱなからつまづく。

 

それでもなんとか普通高校に入学、進路を文系にするも、相変わらず英語の成績が悪い。しかし、面談で担任の先生に、「今まで一度も外国人にあったことも、英語を必要としたこともないのに勉強する気になれない」と宣言し、無事放置される。

 

卒業後、東京の短大に滑り込むが、英語の授業で当てられるたびに、周囲の友人が何も言わずノートを差し出してくれ、「ここを読め」と教えてくれる程の劣等生に変わりなし。

 

どうにかこうにか短大も卒業し、英語とめでたくオサラバ。

 

と、思いきや、ある日唐突に東京を歩く外国人に目が行き、どういった人たちなのか興味が湧く。生まれてはじめて「あ、英語できたらいいかも」と思う。

 

その後、20代後半にもかかわらずアメリカに渡り、英語学校に行く計画を立てる。

ある程度資金を貯め、残るは父親の同意書のサインだけとなり、そのためだけに帰省。「いつも事後報告のお前だ、あらかたもう決まってるんだろう?」とすっかりお見通しの父親からサインをもらうと、とっとと帰京。

 

無事にカリフォルニアの英語学校に入り、その後、地元のコミュニティーカレッジに入学、コンピュータを専攻。日系企業でインターンを1年経験し、帰国。

 

外資系企業にて勤務。職場で元ダンナと出会い、結婚。娘と息子を授かる。

 

が、息子に身体障害があることが発覚。仕事と子育てと元ダンナの世話ですったもんだの毎日に疲れ、カナダに移住を決意。

 

無事、カナダに移住。

しかし、数年で離婚。

 

共同親権を持つことになり、自分の時間の半分を子供と過ごし、子供が元ダンナと過ごすもう半分の時間は、独身貴族を満喫するという夢のような二重生活が始まる。

 

そうこうするうち、元ダンナがまたも日本人と再婚。

 

現在は、再びコンピュータ関係の仕事につき、私の子供達にとっての異母兄弟に当たる赤ん坊も生まれ、たまに奥さんと交流を持ちつつ、引き続き『半分シングルマザー、半分独身』の日々を送る。

 

ざっとこんな感じの半生。

 

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