井の中のカナダ 

英語イマイチでも、アラフィフでも、クセの強いネイティブの友達とつるんでます。

サンフランシスコ(1) まずはシアトルへ向け出発するも、ビールとカニとえびで途中下車

注:今年1月の話です。

 

メーちゃんが、カリフォルニアに出向になった。

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ある日、そのメーちゃんから「チロリン♪」とメッセージが。

 

「こっちに遊びにくれば?」

 

実はその昔、私はサンフランシスコのベイエリアで学生をしていた。

5年弱を過ごし、帰国後ただの一度も立ち寄っていない。

 

「そのうち、そのうち、、」と思っている間に、20年もの時が過ぎてしまった。

 

初サンフランシスコのナッちゃんと、「サンフランシスコでアンティークの買い付け!」と、目を輝かせるマーさんと共に、1週間のサンフランシスコ旅行を決行。

 

出発当日、私がまずバンクーバーから、アメリカ側の国境近くに住むマーさんちへ向かう。次に、シアトルの友達んちに前泊しているナッちゃんと合流し、その後、シアトル空港から一路サンノゼ空港(カリフォルニア)へ向かうという予定。

 

のはずが、マーさんを拾った後、二人してお腹が減ってしまい、どうにもこうにも渋滞してたこともあって、ハイウェイを降りEverret(エベレット)という町で食事を取ることにした。

 

はずが、地ビールテイスティングが好きなマーさんが、Crucible Brewingをと言う地ビール醸造所を見つけてしまい、「きっとビアティスティングがあるに違いない!」と、急ハンドルを切って、車はブイーンと方向転換。

 

アメリカでは、飲酒運転のアルコールの血中濃度の基準が日本より緩いので、ワインやビール一杯くらいなら大丈夫らしい。体重に比例するから、体の大きい人ほど、オーケーな量は増えることになるそうな。

 

マーさん曰く、「私の体はあんたを背負ってるみたいなもん」だそうで、まあ、なんというか体がでかい。主に横方向に。

 

確かに一杯くらいは平気そう。

 

醸造所では、食べ物は乾きもしかないので、食べ物の持ち込み可とのこと。

そこで、食糧を調達しに再び外へ。

 

同じモール内で、良さげなThe Cajun Crawfish – The Best Seafood in Town! を見つけ中に入ってみる。

 

どうやら、カニやらえびやらを、1パウンド(450g位) 単位でオーダーして、次に、茹でたり、蒸したりの調理法を選び、最後ににソース(オリジナルやら、辛いのやら)を選んで、「あなた好みのシーフードを召し上がれ」というシステムらしい。

 

私は蒸しガニをオリジナルソース。マーさんも同じく蒸しえびでケイジャンソース(辛い)をオーダー。

 

で、待つこと約15分程。

 

「汚れるから」とテーブルに敷く用のわら半紙みたいなものをくるくる巻いたものと、カニとえびの入ったレジ袋を受け取り、さっきの醸造所に戻る。

 

マーさんがビールのテイスティングをオーダーしている間に、もらったわら半紙をすかさずテーブルに敷き、カニ&えびのレジ袋を開けてみる。

 

中には透明な厚手のビニール袋に、たっぷりのソースにまみれたカニとえびが1袋ずつ。

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しっかりと縛ってある袋の口をほどきながら、「なんか、情緒もへったくれもねーな」とも思うが、袋が開くと、とたんにいい香りがあたりに広がった。

 

とにかく急いでビールで乾杯して、食べてみるとこれがうまいのなんの。

 

特にえび。

ぷりっぷりで、殻を剥きながら食べる。

 

カニの方は、殻をむく道具がないので、かなり苦戦したが、味はまあまあ。なんというか、味がやせてる感じだったが、カニにかかっている「オリジナルソース」は非常にうまい。

 

このソースだけで、白いご飯が何杯もいける感じをマーさんと共有したかったのだが、伝わりそうにないので諦めた。

 

ビールもおいしかったが、次回来る時は、『蒸しえび&オリジナルソース』のコンビで食することに決定し、寄り道を終え、再び、シアトルに向けて出発。

 

(↓ 続く) 

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